ニッスイマリン工業株式会社 GWO ART(Advanced Rescue Training)訓練の導入

取り組むべき課題

広大な排他的経済水域を持つ日本において、脱炭素化への取り組みとして注目されている洋上風力発電事業を長期的かつ安定的に普及させるためには、設備を設置する人財、メンテナンスを行う人財を確保していくことが必要不可欠です。これらの人財育成と安全の確保をどのように進めていくかが、現在の日本の喫緊の課題と考えております。風力発電設備は通常、救助に時間を要するようなアクセス困難な場所に設置されており、かつ高所での作業になることも多く、特に洋上風力発電設備では緊急事態が発生した場合、陸上と比して更に救助に時間を要し、救助の難易度が上がる傾向にあります。そのような環境下においても、作業者自身が救助する・脱出する方法を理解し、実施することが可能であれば救命の可能性は広がり、風力発電業界全体の安全係数を上昇させることにつながると考えます。

今回の事業の内容

作業者の安全を確保する為、海外の主要メーカーは多様なGWO訓練の受講を義務付けています。その中で近年、GWO ART(Advanced Rescue Training)訓練の受講要求が増えています。この訓練は作業者が高所である風車等で作業中に発生するさまざまな危険からの脱出、高所からの救出、狭所(風車内のハブ、ナセル等)からの救助を学ぶことで、万が一の事故による人的損害を減らすことを目的としています。近年増加している国内のGWO訓練提供施設においても、GWO ART訓練を提供している施設は多くはなく、需要に応じた適切な供給が可能となるよう、GWO ART訓練の導入を実現致します。規格に適った設備を設置するとともに、カリキュラムを構築して認証機関による認証を取得し、より多くの作業者に安全で効率的、効果的な訓練を提供することで、風力発電メンテナンス事業者の事業継続性に貢献したいと考えています。

代表者からの一言

ニッスイマリン工業株式会社が運営する日本サバイバルトレーニングセンター(NSTC)は、2011年から様々な業界に向けた安全訓練を提供し続けて参りました。今回の事業で2014年から提供しているGWO訓練に新たなコースを増設することとなり、今後より一層風力発電業界の持続的な発展に寄与することができれば幸いです。すべての作業者が、誰一人欠けることなく作業を終えてご家族の元へ帰りつくことができるよう、今後も皆様のニーズに応じた安全訓練の提供と社会課題の解決に努めてまいります。

ニッスイマリン工業株式会社 代表取締役社長
中屋 新二

実施体制

代表補助事業者

ニッスイマリン工業株式会社 https://www.nissui-marine.co.jp/

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